毎年健康診断を受けて体のチェックを行っている人はたくさんいますが、体のチェックでだけではなく歯も定期的に検診を受けて歯の状態をチェックすることが大切です。歯の定期検診は歯科を受診することで受けることができます。歯科での定期検診は毎年毎と言うよりは半年に1度や数か月に1度行うようにするのが望ましいとされています。特に年齢が上になってくると歯は老化による影響を受けやすいため、頻繁に歯科検診を受けることが歯の健康維持にもつながってきます。
検診の目的としては体の健康診断と同じように、病気などの早期発見早期治療、予防ができるようになることです。虫歯や歯周病などを早く発見することができれば治療は簡単なものぜ済ませることができます。歯磨きをきちんと行っているから大丈夫と思っていても、自分で行うハミガキだけでは60％程度しか歯垢などが落とせていないことが多く、歯に付着した歯垢が歯周ポケットなどに溜まると落としにくいだけではなく、歯石になって歯を弱らせてしまいます。歯科で定期的検診を受けることで歯に付着した歯垢や歯石の除去を行うことができますし、正しい歯磨き指導などを行ってもらうことができるので虫歯や歯周病の予防を行いやすくなります。
また噛み合わせや詰め物や被せ物などのチェックも行うことができるので、それらを修正することができます。体の健康診断のように1日かかりで行うような検診ではないので歯の健康維持のためには定期的に歯科検診を受ける様にしましょう。