歯が痛い、歯茎から出血がある。こんな症状が出て初めて歯科医院を訪れるという人は多いと思います。定期的に歯科を受診してお口のメンテナンスをした方がいいと頭ではわかっていても、どこも痛くない状態でわざわざ病院に行くことは、忙しい毎日の中ではなかなか困難である人がほとんどではないでしょうか。しかし私たちの歯は、ものを噛んだり食いしばったり、歯ぎしりしたり、一生懸命磨かれたり、毎日たくさんの刺激を受け、また美味しい食事によりたくさんの食べかすも付着します。
一日中何らかの刺激を受けている歯は、やはり使えば使うほどそれなりの不調も出てきます。すり減ったり、虫歯になったり、汚れがたまって炎症を起こしたり、痛みが伴わなくても、何らかの不調が誰にでも少なからず出てきます。そんなトラブルも、定期的に歯科検診を受診していれば症状が軽いうちに発見し対処できるため、回数や金額のかかる治療をしなくても早期的に症状を収めることが可能です。検診の一番のメリットは、自分のブラッシングではどうしても落としきれない細かい部分の汚れや歯ブラシでは落とせない歯石を、専門的な機械を用いて入念に清掃してもらえることです。
歯茎の中に入り込んだ歯石や歯間の汚れ、正面からは見えない奥歯の裏側等、歯ブラシで取りきれない汚れは、専門の機械を用いれば綺麗にすることができます。さらに、綺麗になった歯をつるつるに研磨し、汚れが付着しにくいようにしてもらえます。ブラッシング指導もしてもらえるので、その後の自宅でのケアも充実するでしょう。美しい笑顔も美味しい食事も、健康な歯なしにはかなえられません。
ぜひ半年に一度、大切な歯のメンテナンスをしましょう。